「同じような光景」と「同じ光景」

先週の月曜の早朝、友達のお父さんが亡くなりました。
5月にお母さんが急逝して、この年末にはお父さんも。
中学校まで毎日一緒だった同じ地区で唯一の同級生の友達は、
7ヶ月の間に両親を亡くすという悲しい1年になりました。

訃報を聞いて自宅に伺った時「この前と同じようだね」と話していました。
入院されていたおじちゃんの元に、何度かお見舞いに行っていたので、
横になっているおじちゃんの横で友達と2人座っているのはこの前と同じ。
違っていたのは、病院のベッドの上で寝間着を着ていびきをかいて寝ていたおじちゃんが、
自宅の畳の上でお気に入りの服を着て、息をせずに横になっているということ。

通夜に行った時、祭壇の様子はこの前、7か月前おばちゃんが急逝された時と同じ。
写真が違うだけで祭壇の横の花につけてある名前も同じ。
お経が済んで、お寺さんが話された内容もほぼ同じ。
挨拶の際、友達のお姉さん夫婦と友達夫婦が並んでいたのも同じ。
帰りに友達に「この前と同じだね」と話して帰りました。

翌日、やっぱり祭壇の様子は同じで、ご焼香の際の様子も同じ。
弔電もおばちゃんの時と同じで、最後の挨拶の様子も同じ。
そんな様子をみていたらだんだん腹が立ってきて、
この前、ほんの7か月前と同じことまたするなよ!とか思えてきて、
すごく腹が立っているんだけどすごく悲しくなってしまいました。

私の父が亡くなって13年。
夫婦揃っている友達の両親をうらやましく思っていました。
いつも夫婦一緒で公園を歩いたり、お買いものに行っていた2人。
母と友達両親と私の4人でご飯食べに行ったり、自宅でお茶飲んだり。
そんな日々が続くと思っていたのに、あっけなく終わりになってしまった。

今年のお正月を賑やかに過ごしていた友達は、
来年のお正月に両親がいないなんて思ってもいなかったはず。
それほど2人は急だった。
5人の孫の誰1人婚礼どころか成人式も見ずだった。
心残りもたくさんあっただろうけど、どうか2人一緒に安らかに。
そう願うしか私にはできない。
もう一緒にご飯を食べる光景は見れないと思うと、
そんな日は貴重だったなと悔やむ私です。


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by tedukuribito_shop | 2013-12-22 17:56 | 日々のこと | Comments(0)