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ひたすら。

来客と里帰りで過ぎて行ったお正月を経て、
また読書の日々が続いています。
最後まで読めるのか途中不安になった「天地明察」も、
再び読み出したら「安井算哲こと渋川春海」に引き込まれ、
一気に読み切ってしまいました。
今から300年以上前、まだ地球が丸いということが信じられていない時代に、
星を頼りに暦を正し、日食・月食を予報し、地球の軌道が楕円であることを発見し、
地球儀をはじめ、様々な天文機器を日本で初めて作成した人物の話です。
ぜひ皆さんにも読んでもらいたい1冊です。
3月には豊岡市民会館で映画が上映されますよ。
でもやはり本がお勧めです。

その後も図書館から本を借りて読んでいるのですが、
天地明察を読んでから、その後の本がさらりと読めてしまう感じがします。
ハードカバーの本は分厚くて、手にとるのを躊躇してしまいがちですが、
ハードカバーの本の音が私は好きです。
手に取る時や、重ねる時にする音は、なんだが落ち着く音です。
文庫が発売になる記事を見つけて図書館に行くと、
大抵あるのはハードカバーの小説。
ちょっとうれしい私です。
買うとなるとハードカバーの本は高いよねー。

by tedukuribito_shop | 2016-01-14 19:29 | 日々のこと