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虫の知らせ?

今日、上の娘宛てに友達からハガキがきました。
娘が年始に年賀状を送った友達で、
『祖父の喪中であったため年始の挨拶を失礼しました』と、
毎日学校で会っているにもかかわらず、丁寧にハガキを送ってくれたのです。

私はハガキを見て、びっくりしました。
そのハガキの送り主の祖父とは、我が家がピアノを購入した楽器店のご主人でした。
購入してから毎年4月に、ピアノの調律に来ていただいていました。
もちろん、昨年もです。
我が家の2人の娘が調律後にピアノを弾いてお聞かせした時、
『私のところにも孫娘がいるんですよ』と、うれしそうにお話してくださいました。
そのせいか、必ずお越しのなる際にケーキだったり、おまんじゅうだったりと、
おみやげを持ってきてくださっていました。

知り合いになると思っていなかった楽器店の孫娘さんと我が家の娘は、
中学受験をきっかけに友達になりました。

昨年も4月に調律に来てくださいました。
ピアノを買って5回目の定期調律です。
途中で音がおかしくなった時にも、来てもらったことがあります。
来ていただいたのは何度目だったでしょうか?

帰り際に、
『私もこの歳ですので、来年はよう来させてもらわんかもしれません。
 若いもんに頼むかもしれませんがよろしくお願いします。』
と言って帰られました。

調律は耳が命ですので、お歳で耳の具合でも悪くなってしまわれたのかな?と、
軽く考えていました。
年が変わって、今年も4月に、もしくは早めにお願いして3月にでも、
調律をお願いしようと思っていました。
今年も変わらずに来ていただけるかな?と思っていました。

昨年のお言葉は、虫の知らせだったのでしょうか…。
娘に来たハガキですが、私にとってもとても悲しい1枚でした。
ご冥福をお祈りします。

by tedukuribito_shop | 2011-01-21 20:16 | 日々のこと